タイ古式マッサージとリラックス2
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私たちの体は、食べ物を消化吸収し、呼吸により酸化反応を続けて、エネルギーを得ています。この時、酸素が不足すると、体質が酸性化し病気を受け付けやすい体になります。また、炭酸ガスの排出が充分でないと、神経の働きは鈍くなり、筋肉は硬化し、各臓器の働きも低下してしまいます。
タイマッサージでは、ストレッチをする側もされる側も吐く息が中心の長い呼吸になるため、酸素が良く入り、炭酸ガスが排出されるため、体質の酸性化を防ぐことができます。また、この時の呼吸は、釈尊が悟りを開いた時の「アナパーナ・サティ」呼吸法で、脳波は、アルファー波が多く瞑想状態となり、集中力が高まり良いインスピレーションを得ることができるのです。
タイマッサージには、左右の筋肉を対称的にマッサージする手技と、骨盤、股関節、仙腸関節、腰椎、胸椎などを矯正する動作があるため、関節のずれがなくなり、体の前後左右のバランスも良くなり、神経や血管、リンパ管の圧迫がとれ、腰痛、神経痛、関節痛、血行障害、むくみ、内臓の機能低下などが解消されるのです。
タイマッサージの手技は、指圧・マッサージ、ストレッチ、整体・矯正の3つの種類に大きく分けられます。
つまりタイマッサージは、こった筋肉を指圧やマッサージでほぐし、緩んだ筋肉をストレッチで伸ばし、最後に歪んだ背骨や関節を矯正するトータルな手技療法と考えられます。
私たちの体は、生まれた時には非常に柔軟性に富んでいますが、10代をピークに筋肉は硬くなり、関節の可動範囲も狭くなり、内臓や運動機能も低下し、老化が進みます。硬くなった筋肉内には、老廃物が停滞し、痛みを出したり、筋力の低下を招きます。
タイマッサージでは、筋肉を十分にほぐすため、筋肉内の老廃物を外に排出し、こりを取り去り、酸素や新しい栄養素を取り入れ、もともとの柔軟性を取り戻し、筋肉を若変えらせることができるのです。
私たちの体は、交感神経と副交感神経の2つの自律神経によって支配されています。自律神経は、血圧、脈拍、呼吸、体温、消化・吸収、免疫、ホルモンなどをコントロールしていて、強いストレスを感じると交感神経が優位になり、体は戦闘状態になります。
その結果、血圧上昇、心拍数増加、筋肉硬直、呼吸数増加、内臓機能低下、免疫力低下、ホルモンのバランスの崩れなどが生じます。
タイマッサージにより筋肉のこりがほぐれると、自律神経は本来のバランスを取り戻し、副交感神経が優位になり、脳はリラックスし、筋肉も緩み、精神的にも肉体的にもリラックスすることができるのです。
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